昨日はイエス様の御復活をお祝いするイースターでした。聖書はルカの福音書からエマオの途上の物語を取り上げました。
第一のポイントは、イエス様の弟子たちも、復活のイエス様にお会いするまでは、死者の復活など到底信じられない、わたしたちと変わらない常識的な人間だったということです。
第二のポイントは、しかし、イエス様が事実死からよみがえられ、弟子たちはその姿を目の当たりにしたので、信じるようになり、彼らの生き様が変わったのだということです。
第三のポイントは、イエス様が、私たちの気付く前から、近づいてくださる方であり、心を燃やしてくださる方だということです。
地上の死は私たちの命の終わりではない、このことを真剣に受け止めるなら私たちの生き様は変わって来るのではないでしょうか。
最近創世記の4章を読み直す機会が与えられましたが、長年疑問を持っていた見方に変化が与えられました。正しい人アベルはそうそうに殺されて、殺人者カインは生きのびる。不公平ではないですか、そう思っていました。
しかし、神様の視点でみるなら、正しい人アベルは神のそば近くで永遠に生きるものとされたのです。それに比較したら、罪人として地上で生き続けなければならなかったカインはどれほど大変だったことか。しかし、カインにも悔い改めのチャンスが与えられたのでしょう。
神様は、恵み深い方であり、公平なお方。神様の視点にたって、また一つ、疑問が少し溶けるような思いがしました。
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