2014年10月8日水曜日

背きと赦しの繰り返し

 今日は詩篇106篇を学びました。この詩篇は105篇と同様の歴史を回顧する詩篇ですが、違いがあります。105篇は神様のすばらしさが歌われているのに対して、106篇は、民の繰り返す背きを、これでもかというように、歌い込み、織り込んでいるからです。
 しかし、それゆえに、赦す神、契約を変えない神様の真実が浮き彫りになるのです。1節「ハレルヤ。主に感謝せよ、主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」45節「主は、彼らのために、ご自分の契約を思い起こし、豊かな恵みのゆえに彼らをあわれまれた。」新約聖書の神の義に通じる、旧約聖書の神様の真実の愛、契約の愛を覚えさせられます。神様こそほめたたえらるべきお方であることが、一層明らかになって、詩篇は第4巻を終え、最終巻、第5巻へ進んでいきます。

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