2011年10月17日月曜日

ナルドの香油

昨日はヨハネの福音書12章より、ナルドの香油と題して説教をしました。なぜこのタイミングでマリヤはイエス様の足にナルドの香油を塗ったのか。ナルドの香油は死者の埋葬のために用いられるものです。マリヤは病いで死んだ愛する兄弟ラザロの埋葬のために高価なナルドの香油を購入したのではないか。ところがそのラザロが生き返ってしまった。今日も普通に暮らしている。そこへ愛するイエス様が、ラザロを生き返らせてくださったイエス様が来られた。旅人の足を洗い、迎え入れることはこの地域では普通のことです。そこでマリヤがイエス様に感謝を表明したのは、当然ありうることだったのですが、これが、神の時にかなう、彼女の思いを越えた麗しいわざとなったのでした。

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