2012年8月8日水曜日

油注がれた方に手を下さない。

今日は第一サムエル記24章、および、詩篇57篇を学びました。エン・ゲディの洞穴で、サウルを殺すチャンスを得たダビデ。しかし、彼はサウルに手を下す事に畏怖を覚え、洞穴を出たサウルに、虚心坦懐語ります。神が支配しておられる現状を認め、自分がしても良い事は何か。正しい行為を選び取ったダビデに、深く教えられることです。チャンスが与えられたとしても、正しい事を行う。正しくない事は行わない。そういうことが人生を導くのだということを学び取りたい箇所でした。詩篇は、ダビデが心の中で、問題を霊的に捉えていたということを教えてくれます。目に見える所を、人間的な判断しか下し得ないようでは、祝福を逃すのは自分自身なのだと教えられます。部族連合体のイスラエルが、一人の王をいただく王制国家になり祝福をいただくために、ダビデの選択は確かに有益だったのです。人を押しのけて、自分が活躍するのでない。神様は、ご自身の用いようとしておられる人物を、御心によって最善の時に、引き上げられるのです。私たちは、どんなことがあろうと、神様が最善の時を用意しておられると信ずべきです。それが賢い道です。

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