2013年2月17日日曜日

イサクの嫁探し

本日は「息子の嫁探し」と題して、アブラハムの息子イサクの嫁を探すために、アブラハムのしもべが行動した様を告げる創世記24章を学びました。
晩年を迎え、あらゆる面で祝されていたと言われるアブラハム。信仰によって目に見えないものを信じて旅立った彼の生涯が、確かな答えを、その都度、得たことを教えられます。
しかし信仰の歩みは、決して自己中心でありません。晩年の大切な時に、アブラハムは「委ねる」という信仰の行動を私たちに見せてくれます。約束の息子の嫁、それはアブラハムにとって、どれほどきがかりのことだったでしょうか。しかし彼は、息子の嫁探しを、しもべに委ねなくてはならなかったのです。彼は委ね、そして、すべてを支配しておられる神様に、委ね、信頼したのでした。
しもべは主人の願いを知って、忠実に事を運びます。目的の町の外の井戸端で、どのように行動すべきか、どのような言葉で女性に語りかけるべきか、思慮深い行動です。また何よりも、神の御心にかなう祈りをささげ、神様に応えていただいているということが重要です。
何を求め、何を祈るべきか、私たちは、熟慮した方が良いのです。なぜなら御心にかなう祈りは、即刻、答えを見るからです。
さらに、ふさわしい女性を見つけた後のしもべの行動も、賢明な、目的を達成するための正しい道のりを進んだことも、教えられることです。目的を達成するためには、何をしてはならないか、何を真っ先に進めるべきか。
かくして、イサクはリベカをめとることになります。
その後の歴史を見るなら、リベカをめとったことで万事OKということではなかったということがわかります。けれども、この章では、信仰の父アブラハムの最期の懸念事項に、神様が確かな答えをくださったということを私たちは教えられるのです。
目に見えない神様は、確かにおられ、信じて歩む者に、確かに報いてくださる方であるということを、私たちも信じて、生きるものとさせていただきたいと教えられたことでした。

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